TOP > (網走パソコン) パソコンやさん 網走店 日記 > 遂にサウンドまでも!?
こんばんわ。年末に向けてどんどんパソコン業界も変革の時期へと向かっています。
今年はかなり面白い年末になるかもしれませんね。店長(中西男)です。
さて、先日AMDから新しいビデオカード『RADEON R9 & R7』のお話をしました。
今回はその続きのお話し。
今回のRADEONは、従来の製品とは明らかに内部構造が異なっています。
というのも、GPUとしての働き以外の機能が追加されているのです。
それは........
『TrueAudio』
簡単に言うと、サウンド機能です!!!
RADEON R7 260X以上の製品に搭載されているようですが、
GPUダイにサウンドのDSPがオンしているという形です。
しかも、このDSP、C言語をベースとしたプログラマブルなサウンドチップで、
非常に低周波数&低消費電力で動作するとのこと。
AMDはATiを買収して、CPUにGPUを統合させることに成功しましたが、
今度はGPUにサウンドを統合させるという荒業をみせてくれました。
歴史をたどれば、CyrixのMediaGXというCPUのダイにサウンドチップが
統合されていたこともありました。
このTrueAudioの規格が業界の標準となれば、次世代APUには
グラフィックだけでなくサウンドも搭載されることになりそうですね。
そうなれば、APU+マザー+メモリ+電源という非常にシンプルな構造となり、
消費電力も極限まで抑えられ、更に発熱も抑えられるため、
ヘタするとファンレスのマシンさえ組み立てられるのではないかと思ったりします。
もしかしたらDTMをやっている方には、うってつけの環境が出来上がるかもしれません。
DTMは『音』を作っている為、CPUファンのやケースファンの冷却音などが、
耳障りになる場合があります。
もしこれが実現したら、グラフィックもかなりハイエンドながら、
サウンドも、ソフト環境に合わせたプラグイン等がされれば、
もっとパソコンでできる処理の範囲が広がりますね。
今後もAMDから目が離せません!!