TOP > (網走パソコン) パソコンやさん 網走店 日記 > nVIDIA vs AMD(ATi)の構図
こんばんは。そろそろ雪が降るかなと思っていたら、今日は雨です。店長(中西男)です。
年末に向けてパソコン業界も色々変化があるようです。
新商品がボチボチ発表され始め、自作ユーザーには嬉しい時期がやってきそうです。
特に、以前から日記でも書いていますが、ビデオカード関係がおいしいかもしれません。
ビデオカードと言えば、GeForce vs RADEONという感じで、ネットでも常に比較されます。
ネットにも今回新しく発表されたRADEONと、GeForceの最上位機種をベンチマーク
して比較しているデータが掲載されていたので、ご参考までリンクを貼っておきます。
GeForce Titan vs RADEON R9 290X
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別ウィンドウで開きます。
ベンチの結果からの個人的な感想として、RADEONがやっとスピード面でもGeForceに
追いついてきたかなという感じがします。
従来は描画スピード重視ならGeForce、画質重視ならRADEONという感じでしたが、
今回のRADEONは画質従来より向上させつつも、スピードを飛躍的にアップした感じです。
ただ、問題点が1つ。
今回RADEONがGeForceと差を詰めているのは、思い切りアンチエイリアシングを掛けて
重たくしたという環境があるからでもあったりします。
ビデオメモリの帯域が増えている為に、大きなデータが流れてきたときの処理は
必然的に軽くなります。
なので、一般的な画質で考えると、性能面としてはトントンか若干下という感じになります。
つまり......
物凄く画質を良くしてゲームをやりたいという方であれば、文句なくRADEONですが、
そこそこの画質、もしくは低価格なTN液晶を使ってゲームをやっている方であれば、
スピード重視のGeForceという構図は変わりません。
こう書くとGeForceの方がお得に感じますが、今回の驚くべきところはもう1つ。
ズバリ『価格』です。
GeForce Titaln は999$に対し、RADEON R9 290X は549$と
約6割程度の価格帯ですので、Titanを買うだけの余裕があれば、
もうちょっと足して、2枚買ってCrossFireで、倍精度で動かす事も可能です。
いずれも、フラグシップのモデルで、一長一短な感じは否めません。
最終的には用途で選ぶかコストで選ぶかという二択になるでしょう。
個人的には安くて速い環境が手に入るならそれに越したことはないので、
今回のRADEONは欲しいなと思います。
もちろん、このままnVIDIAも黙ってはいないでしょうから、今後の両者の対決が
益々面白くなりそうです。(^^)