(網走パソコン)　パソコンやさん　網走店 | 日記 | 新年そうそう新規格

こんばんは。やっと身の回りでもお正月気分が消えてきて、いつも通りの生活を
取り戻し始めた店長（中西男）です。

さて、今日は久々にインターフェースのお話。

ここ数年新しいインターフェースが登場しておりませんでした。
ここ最近で新しいとされると、Macに標準搭載のThunderBoltコネクタくらいでしょうか。

今日ご紹介するのは『DockPort Express』というもの。
インターフェースの形状は、従来のmini DisplayPortと互換です。

ただ、この規格の凄いところは、ディスプレイとUSBの出力を１つに纏められるところ。
従来のDisplayPortは主に画像の転送と、特殊な形としては音声データの転送に
使われていました。

DockPort Expressは、追加でUSB機器も同時に接続できるようにしたもの。
インターフェース帯域は10.8Gbpsとされていますから、USB3.0l機器でも
楽々な転送幅を持っています。
なおかつ、ケーブル1本で間に合うということは、ノート等のモバイルユーザーに
とっては、非常に重宝する規格なのではないでしょうか？

ノートなどのモバイルは、基本、拡張性が乏しいので、出来るだけ多くの機器が
１つのインターフェースで纏められるというのは、モバイルの出来る作業の幅を
広げるということも意味しています。

最近では場所がとるので、デスクトップよりもノートの方が需要が高いのですが、
一番のネックは拡張性だったりします。
この規格が早々に導入されて、ほぼ全てのノートパソコンに搭載されれば、
簡単に持ち歩けるワークステーションなんかも物理的に可能になりますね。

あとは、CPU(APU)やその他の半導体が、それに合わせてダウンサイジングが
進むことを祈るばかりです。

どんどん便利な世の中になっていく半面、覚えることも多くなりそうですね。
当店は、そういう部分でお客さまをサポートしていけるお店になりたいですね。