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こんばんは。今日の日記の内容は非常に自分に身近なだけに話しこんでしまう
店長(中西男)です。
本日マイクロソフトは、米国コンピュータ歴史博物館にMS-DOSのソースコードを
寄贈し、一般公開されることになりました。
皆さんがパソコンを始めたのはいつでしょう?
私は、小学4年生の時、初めてMSXというテレビに直接接続できるパソコン、
当時はマイコンなどと呼ばれていた部類のマシンから始まりました。
勿論その頃は今のようにマウスや画面をタッチしたりして動かせるようなギミックは無く、
文字だけで構成されるコマンドラインという部分に命令を文字で打ち込むだけ。
本当にシンプル。
それだけに覚えることが沢山で、今のパソコンと比べるとやれる作業は少ないものの、
覚えることは数倍あって、昔の方が難しかったように思えます。
現在はどんどん技術も進化し、携帯電話すらパソコン化され(スマホというやつですね)
殆どがタッチパネルで、細かい操作方法やスペックなどを知らずとも、直観的に
命令を与え動作させられるようになってしまいました。
その反面、内部構造を知らないままパソコンをいじってきた人達にとっては、
新しいシステムに対して拒絶反応を起こすのです。
今のWindows8が面倒とか言っている集団の方々がその代表です。
システムの根本を把握してしまえば、WindowsのどのVerであれ、
MacOSであれLinuxであれ、何だって同じなのです。
ただ、画面に表示されているアイコンのデザインや位置、メニュー構成が
若干ずつ違うだけです。
ですから、スマホを例に挙げると、インターネットのできないスマホなんて
ありませんよね?
AndroidもiOSもシステムは違えども、やっていることは一緒なのです。
話しは戻りますが、これらをきちんと把握するためには、システムとは何ぞや?
という最大の問題に立ち向かっていかなくてはならないという事です。
今となっては、なかなかそういう環境に直面する事もそうそうないでしょうから、
ある意味、自分でそういった環境を用意してチャレンジしてみるしかありません。
今のパソコンの性能はかなり優秀です。4万円で買えてしまうようなロースペックと
されているパソコンでも、十分すぎるほどなのではないかと思います。
現在のwindows8でも、コマンドプロンプトだけは残されています。
ここ最近の7や8のコマンドプロンプトは、ネットワークの接続チェックや
ローカル接続しているユーザーの管理程度にしか使われないので、
昔のDOSと比べると、かなり機能が削減されています。
しかし、DOSまでの幅広い命令は無くとも、感覚だけは味わえるかと思います。
パソコンにもっと詳しくなりたいという方には、是非お勧めしたいところです。