TOP > (網走パソコン) パソコンやさん 網走店 日記 > 低価格SSDは本当に使えないのか?
こんばんは。最近Web関連のお仕事に邁進している店長(中西男)です。
先週あたりから、ソフトやさんへ転向しつつあり、定期的に自作PCを作りたい病が発生します。
でもって、今日のお題は『低価格SSDは本当に使えないのか?』。
低価格SSDは、寿命も短ければ、速度も遅く、良いところなし的に扱われがちです。
ここ数年でSSDも集積技術も上昇しましたし、SATAのインターフェースも6Gbpsに対応しましたから、遅いままっていうことはないのではないかと、検証をば。
検証に使用したのは写真にも掲載している、Crucial MX100(256GB)です。
メーカー公称値はいくらかというと、Read:550Mbps Write:330Mbps。
実際に当店で検証してみた数値としては、
Read:515Mbps Write:354Mbps
と、Readは若干低かったものの、Writeは公称値より上。
メーカー公称値はやや期待できる数値の模様。
実際に、一般的なHDDのスペックは
Read:150~200Mbps Write:100Mbps
程度ですから、体感速度としては、約3倍くらいになるはずなのです。
こういうストレージの場合、速さを感じるとしては、主に時間のかかる作業が
あっという間に終わった場合だったりします。
つまり、細かいデータの書き込み(ランダムライト)時が、一番体感できるので、
ライト性能の低いSSD=使えないというイメージが植え付けられるようです。
もちろん、SamsungなどのSSDはWrite:500Mbpsなんていうのもザラですから、
そういう意味では、数値上差があるかもしれません。
でも、一番大事なのは、実際に使ってみての体感速度差。
ハイエンドSSDを使ってきた方々には、こういう廉価SSDは物足りなさを感じるでしょうが、
初めてSSDを使う方であれば、HDD運用時よりも明らかに早くなるので、
恩恵は絶大なはず。
当店では、様々なメーカーのSSDを取り扱っております。
ノートパソコンのHDDをSSDに載せ替えるなんて言う作業も、日常茶飯事です。
今お使いのパソコンを、高速化したいという方は是非、ご相談ください。